©2016 cover corp.
※ 2024/01/12 記事内容更新
UnityでホロライブのMMDモデルを読み込んだら、
何かモデルが白くなった。。。って困っていませんか?
この現象、モデルによって起こったり起こらなかったりする現象です。
そんな、モデルが白くなる現象を解決する方法を書いていきます!!
使用するモデル
今回は、ホロライブ公式MMDモデル「天音かなた【公式】」を使用します。
MMDモデルをUnityに読み込む方法は別記事で記載していますので、そちらをご確認ください。
モデルが白くなる原因
モデルが白くなる原因は
マテリアルにテクスチャが適用されていないためです。
この問題を解決するには、テクスチャを一つ一つ適用していくほかありません。
少し時間はかかりますが、ミスをしないように慎重に進めていきましょう。
解決方法
MMDのモデルを Assets/天音かなた公式mmd_ver1.0/PMX/ 以下に読み込んだ想定で記述を進めます。
(.fbxモデルのパスは、Assets/天音かなた公式mmd_ver1.0/PMX/天音かなた.fbxにある状態となります。)
1.Assets/天音かなた公式mmd_ver1.0/PMX/Materials/ へ移動します。
ここにはモデルに適用されているマテリアルの一覧があります。
このマテリアルにテクスチャが適用されていないことが白くなる原因です。
2.このマテリアル一つ一つの「MainTex」にテクスチャを割り当てていきます。
※マテリアルの名前とテクスチャファイルの名前が一緒の場合もあれば、
違う場合もあるので、気を付けましょう。
※例として、「天音かなた【公式】」のマテリアルとテクスチャの割り当
てを記載しますので参考までに。
・0.MAT_PPT_Metal_Gold.mat→TEX_PPT_Metal.tga
・1.MAT_PPT_Face1.mat→TEX_PPT_Face.tga
・2.MAT_PPT_Face1.mat→TEX_PPT_Face.tga
・3.MAT_PPT_Face1.mat→TEX_PPT_Face.tga
・4.MAT_PPT_Face_clear.mat→TEX_PPT_Face_clear.tga
・5.MAT_PPT_Eye.mat→TEX_PPT_Eye.tga
・6.MAT_PPT_Fuku_ura.mat→TEX_PPT_Clothes_ura.tga
・7.MAT_PPT_Hair.mat→TEX_PPT_Hair.tga
・8.MAT_PPT_Hair_F.mat→TEX_PPT_Hair.tga
・9.MAT_PPT_Shoes.mat→TEX_PPT_Shoes.tga
・10.MAT_PPT_Skin.mat→TEX_PPT_Skin.tga
・11.MAT_PPT_Wing.mat→TEX_PPT_Wing.tga
・12.MAT_PPT_Clothes.mat→TEX_PPT_Clothes.tga
・13.MAT_PPT_Hyojou.mat→TEX_PPT_Hyojo.png
・14.MAT_PPT_Hair_Shadow.mat→TEX_PPT_Hair.tga
・15.MAT_PPT_Hyojou2.mat→TEX_PPT_Hyojo.png
※該当テクスチャを探すコツとしては、とりあえず検索欄に
「0.MAT_PPT_Metal_Gold.」太文字の部分を入力してみると、
検索にヒットすることが多いです。
3.すべて適用し終わると、いつもの天音かなたさんが完成します。
以上となります。
おわりに
今回は、MMDモデルをUnityに読み込んだ際に起こる「モデルが白くなる現象」
の解決方法を記載しました。
一つ一つ手作業で変更を加える方法を紹介させていただきました、他に簡単な方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントなどで教えてくださるとうれしいです。
(自身が調べた範囲では見つけられませんでした。)
Web(frog blend)
・公式HP「ふろっぐぶれんどのゲームセンター」
・外部リンクまとめ